みせコドから考える自己肯定感について
こんばんは、そしてこんにちは。
先ほどイギリスと繋いで、
リヴオン年次報告書
リヴオンしんぶん次号制作に向けての
ミーティングでした。
そして、PCを立ち上げている間に、
久しぶりにテキスト更新を。
首がまだ痛みますが、
本日防寒対策バッチリで、
娘と行ってきた映画はこちらです。
略して「みせコド」だそうです。
ちょうどTSUTAYAで原作コミックが
全巻レンタルがしてたので借りたところ、
娘さんが「面白いから映画も見たい!」
とのことで、一昨日も来た映画館へ
2人で観に行ってきました。
なんせ、冬休み最終日なのに
首が痛くて娘さんご希望のかるたを
出来ないもので^^;
一昨日はこちら。
娘さんご本人の掲載許可はおりず( ´ ▽ ` )
「みせコド」のストーリーは、
これまで何でもかんでも執事や
家政婦にやってもらって生きてきた
超お嬢様の折山香琳(平祐奈ちゃん)が、
16歳の誕生日に親の決めた人が
一目惚れの相手だったというだけで
結婚をするものの、お相手の鶴木尚先輩
(中島健人くん)は親の借金返済と
学費補助が目的という。。
かなりの塩対応の中、先輩に好きに
なってもらうために奮闘する
というお話です。ざっくりとですが。
映画館が入っているイオンにあるこれ、
魅力的に感じてしまうのです。
量り売りがウキウキする☆ってことないですか?
感想としては、これは中島くん
ファンのための映画なんだろうなぁ・・
という印象ではありましたが、
コミカルで面白かったです。
「ぜひ観て!」というおすすめ度では
ないものの、この映画をここで
取り上げたのは、主人公の香琳の
パーソナリティに興味がひかれたからです。
原作と若干設定が違っているのですが、
両者で共通しているのは、香琳の
自己肯定感が半端なく高いところ。
自己肯定感がめっちゃ低くて、
長い時間をかけて底上げを
してきた身の上としては
とても気になるテーマだなぁ・・と。
ちなみにこの映画の主人公である
香琳の場合は、両親や使用人達が
激甘ということで、なんでも受容されて
育ってきたことが、わがままだけど
ひねくれたところがない素直さや
ハイパーなポジティブさに
つながっている感じでした。
きっと、「どんなあなたでもOK」と
自分のことをまるごと受け止めて
くれる存在がどれだけいるかが、
自己肯定や自己受容にも比例する
のだろうなと思いました。
では、私の自己肯定感が低いのって
なんでなのでしょう?
そう考えてみたら、
「今のあなたじゃダメ」と、
常に私へ語りかける存在が
いたからではないかと。
それは、
「私の中にいる、もうひとりの私」
です。
誰よりも自分が、
「私がいけなかったんだ。
今のままではいけないんだ」と
自分を責めていたから、
いつまでたっても
なかなか自分に自信が
持てなかったのではないかと。
そうなんですいまだに、
ふとしたことで自信はなくしがちです。
私が人生で一番感じているグリーフ*は、
「自分を信じる気持ち」を失った時に
生まれてくる感情だと思っています。
*グリーフとは・・・
大切ひとやものを失うことによって、
うまれてくるその人なりの反応・状態・
プロセスと、リヴオンではお伝えしています。
何か望ましくない出来事が起きる度に
自信を失い、自分を責めて
さらに落ち込み、生きることが
しんどくなっていく・・・
そう繰り返してきた時期がありました。
けれどある時から、私以上に私のことを
信じてくれる人と出会って、
その人と生きるようになって、
ほんのわずかずつですが、
「今のままでもいいんだ」と
感じられるようになってきたのです。
ネクラで太陽の陽子という名前が
大嫌いだった頃、「そのままでいいんじゃない」
と言ってくれたなぁ。。
そしてその人が目の前にいない今、
自分で自分のことをありのままに
受けとめたい、受け止めようと、
だいぶ思えるようになってきました。
やっとですが。
それでですね、映画の話に戻りますが、
高校生でありながら幼児のような
ポジティブさをもった香琳が
めっちゃ素晴らしい!!と感じまして、
やはり自己肯定感は大人になってから
よりも、10代で育める方がいいよ!!
とも感じたわけです。
なので、子ども達には
今のあなたのままで素晴らしいんだよ☆
ってことを、嫌がられるくらい
しつこく伝えていきたいなぁと
思いました。
どれだけ赤点取ろうが、
憎まれ口たたこうが・・
・・が、がんばります^^;